定義・強調・改行・spanタグ

dl,dt,ddタグ

dl,dt,ddは定義用のセットタグで、テーブルタグのtr,th,tdと似ています。

1<!-- HTML -->
2<dl>
3<dt>2008.5.13</dt>
4<dd>ホームページを開設しました。</dd>
5<dt>2008.5.13</dt>
6<dd>サーバーを変更しました。</dd>
7<dt>2008.5.13</dt>
8<dd>ドメインを取得しました。</dd>
9</dl>

会社ページで言うと、更新情報とか概要とかに使うケースが多いです。

この状態でもいいのですが、上から下に並ばっていってしまうのがいやなら、CSSでdtとddを同じ列に来るように調整してあげましょう。

01/* CSS */
02dl {
03    width:500px;
04    }
05dt,dd {
06    line-height:30px;
07    border-bottom:dotted 1px #888;
08    }
09dt {
10    width:100px;
11    }
12dd {
13    margin-left:100px;
14    margin-top:-30px;
15    }

ポイントは、ddのスタイルでmarginにネガティブマージンが指定してあること。これを指定してdd要素を上に移動させてdtとddを重ね、重なってしまったddを右に移動させるためにmargin-leftを指定しています。

em、strongタグ

emもstrongも強調を表すタグで、くくられた文字はemの場合イタリックに、strongの場合太字になります。

テキストを太字にするタグはbタグになりますが、太くするだけならCSSのfont-weightプロパティを使えばよいので使う機会はないです。

この二つは太字とかイタリックとか見た目じゃなくて、強調されることでページ内での重要度が増し、検索エンジンにそのキーワードで拾われやすくなるというメリットがほとんどです。

emは強調、strongはより強い強調を表します。

1<!-- HTML -->
2<strong>強い強調</strong>
3<em>強調</em>

brタグ

このタグを打つと次の行から改行されて表示されます。

2連続で打てば2行、3連続で打てば3行・・・改行されます。

1<!-- HTML -->
2<br /> <!--1行改行 -->
3<br /><br /><br /> <!--3行改行 -->

spanタグ

divタグのインライン要素版で、それ自体には意味はありません。

文章の特定の文字だけにスタイルを適用したいときに多用します。

1<!-- HTML -->
2<p>バラの花びらは<span>赤色</span>です。</p>
1/* CSS */
2span {
3    color:#f00;
4    }

こうすると「赤色」という文字だけが赤くなります。

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