Aviutil使い方メモ

AviUtlというソフトはかなり前からあって、ゴルフのスイングをコマ送りで再生したりするのによく使用していました。

私が最初にAviUtilを触った頃は、H.263系のDivxやXvidがちょうど世に出てきて、それらを使って圧縮された映像とMP3をAVIコンテナにぶち込んだ形式が流行っていたように記憶しています。

その後の携帯電話機能のめまぐるしい進歩も助長し、H.264系のMPEG4 AVCが台頭してきてほとんどの動画は、映像がMPEG4 AVC、音声がAACのMP4コンテナ形式が主流になりました。

そんな時代の流れに取り残されないよう勉強→メモメモ。(オススメはさつきさんのページニコニコwiki

AviUtlをインストールする前に

上リンク先のさつきさんのページを見ながら、AviUtl以外に便利そうなソフトをDLしていきます。

1,Any Video Converter(フリー版)

動画の拡張子(mp4、avi、wmv、mov、mpg、m2tsどころか、フラッシュのflvやswfまで)を自由に変えることのできるソフト。

このソフトのすごいところは、各媒体(iphone等)ごとにプロファイルが用意されていて、それらを選択するだけで、対応する画面サイズにも変更してくれます(もちろん自由にいじることもできます)。

2,Pazera Free Audio Extracto

動画から音声を抽出することのできるソフト

3,DVD fab+Handbrake

DVD fabはDVDをコピーやリッピングできるソフト。他のソフト(DVDdecrypter等)が回避できないコピーガードも回避してくれる。

30日の試用期間があり、その間であればDVDのリッピングからそのままmp4に変換できるが、DVDfabのロゴが入る。

試用期間が終わっても一部の機能は無料で使うことができる。その際はそのままmp4へは変換できなくなるため、Handbrakeで変換すると良い。なお、Handbrake単体でリッピング機能はあるが、コピーガードを回避できないため、一度DVD fabでリッピングしたデータをmp4等へ変換することになる。

4,MediaInfo

動画のコーデック等の情報を確認できるソフト。

初期表示は一部の情報だけしか表示されないので、表示切り替えでツリー表示を選ぶと良い。これによりインターレースかプログレッシブかも確認できる。

もはや真空波動研やMMname2は廃れてきている。

5,写真圧縮変換

複数の写真や画像のサイズや形式を一括変換。写真の大きさを一括でリサイズするのに使用。

6,Softalk

漢字を含む文章を音声合成で読み上げ、音声として保存可能。動画に様々な声(機械の)を追加するのに使用。

7,Photoshop+illustrator

フリーソフトで代用できるのだろうが、慣れてしまったため手放せない。パス使用のみならillustratorのほうが使い勝手が良い。

8,Windowsムービーメーカー

iPhoneの縦で撮った動画を縦の状態でワイド画面に対応させてくれる。ただそれだけのため。

AviUtlのインストール方法

AviUtl単体のインストールはサイトに行ってDL→解凍すれば終わりです。問題となるのは、その後の処理です。

これについては、ニコニコでわかりやすい動画を公開してくれている方がおりますので、それを見るだけでOK。

  • Part1:sm20449687(AviUtl本体インストール)
  • Part2:sm20449859(プロジェクトの保存、AVI出力、バッチ出力)
  • Part3:sm20450029(x264出力、MP4ファイル作成)
  • Part4:sm20450245(拡張編集インストール、編集方法、動画UP方法)

1ファイル目の流れ

  • 1,AviUtlのダウンロードと解凍(インストール)
  • 2,ファイル→環境設定→システム設定→最大画像サイズを1920×1080に変更し、画面解像度の追加(特に854×480とか)、再生ウィンドウの動画再生をメインウィンドウに表示にチェック
  • 3,pop@4bitからL-SMASH Works rなんとかというファイルをDL→Aviutlと同じ階層にpluginsというフォルダを作り、その中にAUF、AUIのついたファイルを移動させる。これによりMP4を初めとした様々なファイルを読み込むことができるようになる。
  • 4,Youtube、ニコニコ動画ともに推奨解像度は854x480(16:9)、サイズを落とすのであれば、640:360(16:9)。スタンダード(4:3)なら、640×480が推奨。

2ファイル目の流れ

  • 1,AviUtlのプロジェクトを保存した際の、プロジェクトファイルAUPファイルは、画像や音声の情報は含まないため、保存後も必ず読み込んでいるファイルをその場所から移動しないこと。
  • 2,aviでの出力をするためにxvidコーデック(映像)とLAMEコーデック(音声)をDL。ここらはMP4出力が主体の今覚えてもしゃあない内容。

3ファイル目の流れ

  • 1,MP4出力させるプラグイン(x264GUIex)と同じ作者のH.265にも対応させるプラグイン(x265...)をDL→中身のexeファイル(auo...)を実行→AviUtlのディレクトリをパス名で指定→neroAACの使用承諾書に同意→クリックしたら他に何もせずにウィンドウを閉じると自動的にインストール開始
  • 2,x264GUIexの設定→自動マルチパスモードの選択→ニコニコにアップする場合?→ビットレート計算機→動画の再生時間を入力→動画サイズは40MB→音声は64kbps~128kbpsだが、映像を切り替えない動画などで高音質を目指すなら256kbps~320kbps→ここで計算された映像ビットレートが600kbpsよりも大きい場合は600kbpsにする(ニコニコ一般会員の場合)。 プレミアムかyoutubeなら800kbps~1000kbpsにする。

リンク先ではHD(1920×1080)だと標準画質で8000kbpsとか書いてあるが、サイズが大きくなりすぎる。。。20分の動画で8000kbpsが1GBに対して、1000kbpsが150MBという差。でよい。1000kbpsだと画質が悪すぎる。

Youtubeのエンコードについてより以下が推奨

  • 2160p: 3840x2160
  • 1440p: 2560x1440
  • 1080p: 1920x1080
  • 720p: 1280x720
  • 480p: 854x480
  • 360p: 640x360
  • 240p: 426x240

オーディオは著作権情報を調べてから組み込まないと自動的にミュートにされる。

オーディオライブラリで、再生できるなら大丈夫。ドイツ以外で再生可能の含む。BGMer(https://bgmer.net/music-cat/vlog)とかの曲もいい感じ

ただし、PCでの再生は許可されているものの、携帯での再生が許可されていない動画がしばしばある。これを調べるために、携帯で再生できるかどうかを確認してから(PCChromeでブックマークしといて、携帯Chromeで見るのが楽か)使用するのが良い。この際、「この動画はご利用いただけません」メッセージが出た場合その音楽は使用不可である。

4ファイル目の流れ

  • 1,AviUtlのお部屋から拡張編集用プラグインをDL→DLしたファイルの中身をAviutlと同じファイル階層に移動する
  • 2,拡張編集を利用する場合はAviUtlのタブメニューのほうからは読み込まず、拡張編集のレイヤー上にドラッグする。読み込めないファイルは、exedit.iniファイルに読み込みたい拡張子を追加することで読み込みが可能になる。
  • 3,これで準備完了

AviUtlの拡張編集の使い方

上のさつきさんのページで制御文字(色付きなど)を、Motu Nikomiさんのページで下記動画のような高度な設定を理解することが出来る。

カメラワークについて

中心点の使いこなし

アップロード時の画質について

エンコードが終わったMP4動画の画質とアップロードされた動画の画質がぜんぜん違うことに気づき、調べたら、こんな質問が検索で出てきた。

YouTubeに再エンコードされないためには

  • 動画の形式がFLV1
  • 音声の形式がMP3
  • 映像と音声の合計ビットレートが350kbpsを越えていない
  • 画面解像度は320x240

が条件です。

更にFLVにする前に、一度MPEGにしてからFLVにすることをお忘れなく。とある。

きれいな画像でみたければ、Youtubeではなく、やはりファイルで落としてみてもらう必要がある。

2014.8.5追記

854:480で作成された動画は854:480の画面で(つまりファイルをメディアプレイヤーで)見るときにはぼやけていないが、youtubeにアップロードすると画面が拡大されるためか?ぼやけてしまう。

Youtubeはフルハイビジョンの動画アップロードに無料で対応しているので、1920:1080で動画を作成しアップロードした所、ぼやけがなくなった。

このことから、iphone5の動画はデフォルトで1920:1080で作成されるので、後は画像の横幅を1920にリサイズして調整して、Mp4にエンコするのが良いという結論。 モニタも1920:1080に対応したモニタじゃないと編集ができないので、対応したモニタと後一つ作業ウィンドウを操作するモニタがあると便利。

自分用→Iphone画像は16:9じゃないので、photoshopで854:480ページを新規作成→配置でサイズを1920×1080に変えてから動画に取り込む。動画上で拡大縮小を使うと幅が優先されて高さが出ない。

もし拡大しながら直線移動とかさせるなら、画像はもう少し大きめに取り込んだほうがいいのかも??次やってみるか。

2023.1.2追記

動画をaviutlに読み込ませるときにdetected ptc 257 deplication...みたいなエラーが出る場合は、コーデックをx.264ではなく、xvidでMOV→MP4に変えるとおk。

無視して読み込んでも編集できるけど、最終的にエンコードがエラーになってできないので。

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