IE8以下をHTML5に対応させる

HTML5に対応しているブラウザとは、HTML5独自のタグ（figure,figcapture等）をタグとして認識してくれるブラウザのことを指します。

不運なことに、高いシェアを誇るInternetExporer（IE）のver8以下（8含む）はHTML5に未対応のブラウザのわけですが、これらのブラウザがHTML5に対応できるための外部ファイル（javascriptファイル）が実は存在します。

その名もhtml5shiv。

リンクに飛ぶと（英語なので）どこをクリックしてDLするのかわからねーとか思っている人もいるでしょう。

ご安心ください。わざわざ落とさずにGoogleから読み込みますので。

head内（/headの直前でいいでしょう）に以下を記述。HTML5のタグを読み込む前にjsファイルを読み込んでいる必要があるためです。

<!--HTML5のみ-->
<head>
<!--[if lt IE 9]>
<script src="https://html5shim.googlecode.com/svn/trunk/html5.js"></script>
<![endif]-->
</head>

この記述はトップページだけでなくサブページにも記述する必要があります。

HTML5のタグは、ブラウザの種類によって初期のdisplayプロパティがインライン要素になっているものがありますので、CSSに以下の記述を追加して、全てブロックレベル要素にしておきます。

/* HTML5のみ */
article,aside,canvas,details,figcaption,figure,footer,header,hgroup,menu,nav,section,summary {
	display:block;
	}